発売日 | 2016年6月9日 |
ジャンル | モトクロスレーシング |
開発元 | Milestone |
『MXGP2 - The Official Motocross Videogame』のレビュー。
続きを読む
発売日 | 2016年7月21日(日本未配信) |
ジャンル | パズル/アクション |
開発元 | Unfinished Pixel |
元々は2014年のPC版がオリジナルで、そこから毎年他のプラットフォームへ移植を繰り返してきた作品のようだが、コントローラーのボタン色と対応した直感的な操作や正確なスティック操作で駆け抜けるタイムアタックの面白さなど、パズルアクションゲームとしてよくまとまっていた。
メタクリでの評価は今ひとつとはいえ、低価格($4.99)でサクッと楽しめるインディー作品として悪くない出来だと思う。
↑段ボールは某人気スニークゲームのオマージュ?(笑)
ゲーム内でも続編開発を示している割に、オリジナル版のリリースから既に3年が経過しているのを見ると、進捗状況が思わしくないのか。
これといって目立つ作品ではないけれど、本作の続編や同開発元の新作がニュースになった際はチェックしておきたい。
ちなみに、警備ロボット(?)に見つかって失敗となったリトライ画面では「または」という謎の日本語が登場。
イラスト的に「待てー!」と言いたいのかなあ?
発売日 | 2014年10月23日 |
ジャンル | スポーツ |
開発元 | Die Gute Fabrik |
4種類のスポーツっぽいミニゲームが収録されたパーティゲームで、友人などが集まった時にプレイすればそれなりに盛り上がりそうなタイトル。
ファミコン時代を思わせるようなレトロでミニマルなグラフィックと音楽はどんな人でも気後れせずにプレイできそうではあるが、昨今のリッチなパーティゲームのような親しみやすさや遊びやすさは感じられないため、沸き立つ瞬間は持続するものではない。
しかし、Kickstarterで$150,000以上集めた実績やリリース時の海外メディアからの好印象を見ると、ゲームとしての外面の出来よりも「人と遊ぶゲームの楽しさを最小限の表現で抽出したこと」に焦点が当てられているようで、一般的なパーティゲームとは異なる評価のされ方をしているように感じられる。
今の時代には万人受けしないインディーらしいデザインながら、かつての8ビット時代にブラウン管を前にして座りコントローラーを回し合いながらゲームを楽しんだあの感覚を思い出させてくれる、ある意味で刺激的な作品。
本作を起動するとこのようなメッセージが表示される。
No one on their death bed ever said " I wish I had spent more time alone with my computer! "
ゲーム作りの思想が窺えそうなこの言葉を残した Danielle Bunten Berry 氏のことが気になったのでざっくり調べてみたら、偉大なゲーム開発者であり、あの任天堂の宮本さんも影響を受けた方だと知る。
Danielle Bunten Berry - Wikipedia
世間の目も厳しかったであろう20年以上前にトランスジェンダーの手術を受けたり、若くしてガンで亡くなったりと壮絶な人生を歩まれた方のようで、その方の言葉を作品内に引くほど本作の開発者も尊敬の念を抱いているのかもしれない。
Jonatan's ALD Heroine: Danielle Bunten Berry
『LBP』『テラウェイ』で有名なメディアモレキュールの方も言及していた。
Access Accepted第461回:トランスセクシュアルと北米ゲーム業界
2年前の4gamerの記事。人となり等が解説されている。
本作の何気ないメッセージを機に、色々と勉強になった。
発売日 | 2016年7月12日 |
ジャンル | アクション |
開発元 | TBC |
よくあるプラットフォーマーながら、タイポグラフィを題材とした内容は斬新。
各年代の印刷技術や芸術、タイポグラフィにまつわるトピックスをモチーフにしたステージ毎の仕掛けも凝っており、背景を眺めながらコロコロと転がっているだけでも楽しい。
ゲーム内の収集物を拾っていくと、タイポグラフィのヒストリーを読むこともでき、デザインや印刷に携わる方・関心のある方ならより一層興味深くプレイできそう。(どのプラットフォームでも未ローカライズなのは残念)
純粋にアクションゲームとして面白いかと問われれば「うーん」と言わざるを得ないが、類を見ないユニークなテーマをおしゃれなグラフィックでゲームとして仕立てた開発者の方のセンスは見事だと思う。