【レビュー #5】プレイステーション・ポータブル ラベンダー・パープル(PSP-2000)

昨年の発売日に購入してから半年ほど経った今さらのレビュー。

DSが「日本でいちばん売れたゲーム機」の称号を勝ち取ってしまい(おそらくこの記録は破られそうにない気がする。なにせ、PS2を超えたのだから)、脚光を浴びる機会が少ないPSPを応援するためのレビュー。

【私的に選ぶ新型PSPの3つの良さ】

軽い、薄い

やはりサイズもスリムになり、軽量化されたのが大きい。
旧型の背面にあった凹凸が削られてフラットになったために、より手の中に納まる感覚がある。iPodのように気軽にポケットに入れられるほどの物ではないにせよ、今回の改良によっていわゆる「ゲーム機」のくくりからは良い意味で脱したように感じる。
高級感がなくなったという意見もあるが、今までとは異なる層にアピールするためにもデザインの洗練はプラス。

ロードが早い

これに関しては各々のソフトの具合にもよるだろうが、往々にしてローディングの時間が短縮化されている。
もともとストレス無く遊ぶことができたソフトは別にしても、モンスターハンターシリーズのように、読み込みに時間を要するものには効果的。新型のみでプレイしているとそうは感じないかもしれないが、旧型と比較すると明らかに早い場面も多い。
本体のメモリが倍増したのもダテじゃない。

拡張性が高い

システムのバージョンアップで様々なアプリケーションが追加されている。
テーマ作成ツールが公式に配布されており、ホーム画面全体のカスタマイズが可能。それにより、自分のPSPにさらに愛着が湧くハズ。
インターネットブラウザも標準搭載され、アクセスポイントさえあれば気軽にブラウジングできる(快適かどうかは別問題だとしても)。
延期になったスカイプの実装も迫り、コミュニケーションツールとしての有用性も高まる。


面白いゲームソフトも多く、高機能なメディア機器でもある新型PSP
初期のカラーパターンとしてラインナップされている「ブルーメシリーズ」は指紋や手の脂が目立ちにくいのも好印象。よりポップに、より身近に、PSPが感じられる。

ただ、DSと比べると値の高い印象を受けてしまうのは致し方ないが、自分が活用する気になれば色んなことができるので、コストパフォーマンスはかなり高い。


ちなみに、ラベンダーパープルは一目ぼれだった…。
この色を選んだことは未だに後悔はしていない。