レビュー:『CoD:Modern Warfare 3』(北米版)

世界規模のテロ撲滅作戦

トーリーはシリーズ前作『MW2』のエンディング直後からスタート。

これまで同様、パート毎に操作キャラクターが変わり、それぞれの視点からMWシリーズ完結に向けて物語が語られます。

FPSは主観視点のため自らのキャラクターが視認できないかわりに、プレイヤー自身が戦場で闘っているかのような臨場感・没入感を与えてくれます。

しかしながら、MWシリーズもすでに3作目となり、ストーリーの主軸を担うキャラクターも固定化されてしまっているため、どうもマンネリ感が漂ってしまっているのも事実。
各シチュエーションの演出はシリーズでも一番と言えるほど派手になり迫力はあるのですが、前述した通りゲームへの没入感が薄れてしまっているため、プレイしているというよりも「観ている」感覚が強かったです。

最初に『CoD4:MW』をプレイしたときには、最終的にシリーズがここまで「個人の物語」として機能させるための存在になるとは思いもしませんでした。

『MW2』以降タイトルからナンバリング表記が消え、デベロッパーであるIWとTAの色付けが濃くなっているようですが、ジャンルとして「視界内に敵を捉え、銃を構えて撃つ」という完成された形を持ち、劇的な変化が望めないFPSにおいて、今後はどのような方法でプレイヤーに訴求していくのでしょうか。

飛躍的に進化した宿敵『BF』の存在

FPSというジャンルにおいてほぼ一強だったCoDフランチャイズに対して、驚異的なビジュアルとモーションを可能にしたフロストバイト2エンジンを用いた『BF3』の存在は大きかったと思います。

同エンジンはコンシューマー機においては真の実力は発揮できていない模様ですが、隊員の滑らかな動きやリアルタイムに崩壊する建物などの迫力は現在のCoDシリーズにはないものです。

今秋リリース予定の『MoH』にも上記の新エンジンを活用してくるようで、どれだけの存在感を放てるのか期待しています。

マルチプレイは相変わらず面白い!けど…

現在も飽きずに遊んでいます。

システムに大幅な変更を加えた今作ですが、良い点・悪い点をともに含んだ試みとなりました。

良い点としては、敵の航空支援を撃墜したり、オブジェクト系ルールで拠点を確保したりした際にもキルストリークポイントが加算されるようになった点です。
これによりプレイにスピード感も増し、またチーム内での役割を意識したり、あまり敵をキルできないプレイヤーでも活躍することが可能になりました。
様々な遊び方がある以上、この変更は次作以降も継続してほしいです。

悪い点としては、ネット界隈でも散々言われているように、キルストリーク内の調整が必要な点です。
今作からキルストリークを3種のカテゴリから選べるようになり、選択の自由度も増した分、異常に高性能なものが手軽に発動でき、ゲームバランスを崩す場面も見受けられます。

個人的にはアサルト・サポート・スペシャリストの3分類は特徴が出て楽しいと思いますので、あとはカテゴリ内での調整を良くしてくれたら満足です。


今年はTA製の『BO2』が発表され、ディティール不明なもののマルチプレイにもまた大胆な変更がもたらされるようです。

いずれにしてもハマるのでしょうが、バランス論争が少しでも減ってくれたら幸いです(笑)

《追記》Eliteの存在が足かせにならないようにして

それと、鳴り物入りで始めた「CoD:Elite」もなんとかしてほしいところ。

先行ダウンロード自体は構わないですけど、XBOX360エリート会員・非会員、PS3エリート会員・非会員の4パターンで配信時期がずれるというのは分かり辛くてしょうがありません。
増してや、今回はDLCもかなり多いので、煩わしさに拍車がかかっています。

現在、ようやくPS3の非会員向けにマップパックの1弾目が配信されていますが、明らかなマッチング率の低さからも非購入者が多いことが伺えます。
1弾目でこれですから、今後どうなっていくのやら。

まともに動作することが少ないiPhone用アプリも含め、『BO2』では劇的な改善を望みます。


そう言えば、日本ではスクエアエニックスが国内向けサービスの断念を発表をしましたが、『BO2』以降でも難しいんでしょうかね?

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