リージョン | 北米版 | 言語 | 英語 | 評価 | ★★★☆☆ |
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セールで安かったのと別トロフィーということで購入&クリア。
日本版『ニーアレプリカント』は発売時にクリア済み。
主人公は日本版『ゲシュタルト』同様、壮年のニーア。
■青年(少年)ニーア:『ニーアレプリカント』(PS3)
■壮年ニーア:『ニーアゲシュタルト』(360)=『NIER』(PS3・360)
個人的には青年ニーアの方が物語にはいいかな。
エンディングでのおっさんニーアとカイネの××は、より背徳感あふれる絵面で何とも言えない。
ストーリーは兄と父が入れ替わった割には大きな変化は無し。
武器を振るモーションもまったく同じでアクションの違いも見受けられない。
だが、日本語字幕が無いだけで、PS3でレプリカント・ゲシュタルト双方がプレイできたと思えば不満は無い。
アクションRPGとしては単調で深みは無いものの操作は手軽。
RPGながら敵(マモノ)を斬る度に血がドバドバと飛び散る光景は異様だが。
登場人物はどこか歪んだキャラばかりで、物語もかなりエグい。
現世代機のタイトルでありながらも、ハマる人はとことんハマるディープな作風がPS1やPS2時代を彷彿とさせる。
地味なグラフィックや美しく余韻を残すサウンド、「主人公に好きな名前を付け、武器屋で剣を買い、テキストで村人の話を聞く」という見た目の割にはオーソドックスなスタイルは、かつてのクラシックなJRPGを味わっているようで懐かしい。
サントラを購入したほどニーアの音楽が好きな身としては、再びゲームの中で名曲を聴けて満足。
あえて日本語の無い本作をプレイする必要性は無いが、PS3で親父視点のニーアをプレイしてみたい奇特な方はぜひ。