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GAMELiFE 365

まいにちコントローラーを握りたいゲーマーのプレイログ

25周年の節目に生まれる『MGS GZ』と『LR FF』

ゲームニュース METAL GEAR SOLID FINAL FANTASY

スニーキングゲームというスタイルを定着させた『METAL GEAR SOLID』と国民的RPGの巨頭『FINAL FANTASY』がそれぞれシリーズ誕生から今年で25周年を迎え、タイミングをほぼ同じくして新作のお披露目がされた。

開催中のPAX Primeに合わせたということもあるだろうが、やはり今月中旬に開催されるTGSへの活気づけが目的だろう。今年のプラットフォームメーカーの参加はソニーのみであり、なおかつ大作が続く洋ゲーの勢いに圧倒されている現在において、この2作の発表はとても心強い。今世代最後の大輪の華として、有終の美を飾ってくれる作品になってくれることを願っている。

METAL GEAR SOLID GROUND Zeroes』

小島プロダクションが世界に向けたゲームエンジンとして開発している「FOX ENGINE」の力量を見せつけるための試金石でもある今作。初公開されたトレーラーの内容からも『MGS PW』からの続編であることは間違いなさそうで、ゴーグルを外したスネークの顔はビッグボスそのもの。『MGS4』の老いたソリッド・スネークとは印象が異なり、老獪で野心あふれるその顔はインパクト抜群。

『MGS』シリーズでも『ヒットマン』でも『スプリンターセル』でもいいが、スニーキングゲームとは巧みなマップ構築と敵の配置によってデザインされるもの。ポイントポイントではそういったデザインもするものの、全体を俯瞰してどう統制を取って世界を演出するかが重要なオープンワールドとは、根本的な部分が違うのだ。普通に考えると、すべてをこれまでのスニーキングゲームのように作り込むなら膨大な時間がかかってしまうだろうし、とにかく広大な世界を作りあげることを優先してしまうと、精密にデザインされたスニーキングの快感が失われかねない。
(引用:http://www.famitsu.com/news/201209/02020557.html

上記の指摘のように、広大なマップとステルス性をどのようにバランスを取って進行させるのかは非常に気になるところ。無数に敵兵が配置され、その誰もがスネークを狙っているような環境下ではプレイヤーの息が詰まってしまいそうだが、そこは小島監督の絶妙なさじ加減で「緊張」と「遊び」を両立させてくれることを期待している。また、監督は『MGS PW』を周囲と繋がる実験作と公言していたことからも、今作においてもマルチプレイ要素を盛り込んでくる可能性も高い。恐らくFOX部隊編成が話の核に絡むので、部隊員の構成にソーシャル的な何かが用いられるのかもしれない。『METAL GEAR ONLINE』もこれまでのような対戦一辺倒ではなく、Co-opを含めた共闘要素が入ってくれば面白そうだ。

ともかく、次世代へ移る前に再び監督の作品が遊べそうで何より。「FOX ENGINE」の普及は次世代を見据えてのことだろうが、「そんなにお待たせしない」とプレゼンしていたのだから来年中にはリリースしてほしいところ。節目の年に発表しても、実際の発売は2〜3年後だとしたら興ざめしてしまう。下記のゲームプレイ映像を観てもコンセプトは十分固まっていそうなので、『MGR R』と同じ年に楽しめたら最高なんだけれど…。


METAL GEAR SOLID GROUND ZEROES

カズヒラ・ミラーの(ものと思われる)指示から推察するに、冒頭の捕虜の少年はチコ?


Metal Gear Solid: Ground Zeroes leaked demo

隠し撮り(?)されたと思われるデモ映像なので削除される可能性が高そう。
中腰移動や肩越し視点の射撃(左右スイッチ)、車両の運転や支援(帰還)要請の様子が見て取れる。オープンワールドとの両立は難しいのかもしれないけれど、60fpsのヌルヌルした「蛇」の動きが見たいなあ。

LIGHTNING RETURNS FINAL FANTASY XIII

こちらはFF史上初の同一主人公3部作化(厳密には『FF13-2』では主人公ではないが)。映像未見のためゲーム性は不明だが、クリエイターのプレゼンを見る限りだとかなりアクションに特化したRPGになりそう。マップ内を飛び回れることからも、これまでのようなコマンド型ではなく、キングダムハーツのようなアクション操作になるのだろうか。戦闘はリアルタイムに衣装等を切り替えながら戦うということで、真っ先に『FF10-2』の「ドレスフィア」が思い浮かんだ。個人的には『FF10-2』 のハイスピードな戦闘は大好きであり、同じ開発チームが手掛けた『FF13』シリーズのシステムも好印象なので、今作もバトルに関しては問題無さそう。

それにしても、ストーリーが酷評されている『FF13』シリーズにおいて「ライトニング」というキャラクター造詣はせめてもの救い。今作もタイトルからキャラクター名をプッシュしていることもあり、その魅力に救われているとも言えそう。プレゼンでは「『FF13』発表時のようなムーブメントをもう一度起こしたい」と語っているように、PS3移行期に感じていた「なんだかスゴそう」という熱気は確かに懐かしい。市場が縮小し、ソーシャルや携帯機が本流となりつつある今、今作がどれだけの訴求力を抱けるかは見物。『FF13』でPS3初(というか唯一)のミリオンヒットとなりながら、次作の『13-2』では売上げを落としただけに、コアとライト双方に受け入れられる「分かり易いゲーム」を目指して欲しい。



両タイトルともHD機への移行を促進する役目を果たした立役者でもあるので、来年のリリースで改めて今世代機の魅力をアピールして再来年(?)の次世代機の躍進へと繋げて欲しい。久しく国産ゲーへの期待が薄れていたが、これからは胸を高鳴らせながら待つことが出来そう。どちらも新規IPではなくシリーズフランチャイズということは少し残念ではあるものの、「やっぱり日本のゲームは面白い!」と唸らせてくれるような作品になってくれることを願っている。

ああ、今年のTGSも楽しみになってきたー!

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