【TPP】本編クリア後の感想など

とりありず、本編をクリアしたので感想を。
(※ストーリーのネタバレあり)

現時点で全体の達成率は40%を超えた程度であり、サイドオプスやマザーベース拡張などまだまだやり込める要素はあるので、シリーズ前作の『MGS:PW』同様、ここからが本番といったところか。



  • フィールドがオープンワールド化し、潜入(ステルス)のアプローチが多様化している。広大なアフガンやアフリカの地に点在する敵拠点や施設をどのように攻略するかはプレイヤー次第。従来作と比較して“自由潜入”と銘打たれた今作のスタイルに戸惑う方もいるかもしれないが、ストーリーの展開上、結局は各場所へのこれまでのような局所的な潜入となるので、プレイ感覚としてはそこまで変化がある訳ではない。
  • マザーベースの拡張要素はやり込みがいがあり、コツコツと兵士を集めて各班の戦力を整えていく過程にシミュレーションゲーム的な達成感や充実感を感じる。だが、基本的にはシリーズ前作『PW』のシステムを継承したものなので、前作で兵士集めや資源管理を面倒だと感じた方には相変わらず苦痛かもしれない。
  • プロローグの緊張感と物語への導入は見事。優れた戦闘能力を持つスネークが衰弱した体で命からがら逃げ延びる演出は、操作するこちら側もじっとりと嫌な汗をかくほど。プレイヤーとキャラクターのシンクロ体験としては、『ラスト オブ アス』のオープニングに匹敵するほど素晴らしい。
  • “自由潜入”とは謳いながらも、結局は非殺傷のステルス潜入が軸となっており、いわゆるランボープレイでは評価が上がらないのはこれまで通り。膨大な種類の殺傷系武器や攻撃にも使えるビークルが用意されているのだから、評価基準を一律にするのではなく、そのプレイスタイルによってスコアリングしてほしかった。(『スプリンター・セル ブラックリスト』みたいに)

以下、ストーリー部分について。
(※ネタバレあり)

  • 今作のキーワードである「言語」にまつわるストーリーはなかなか刺激的。これまでの核抑止力や世界的な情報統制システム云々よりもよほど“踏み込んだ怖さ”があり、現代世界における民族間の原理的な対立を見ても、フィクションでありながら不気味なリアルさを感じられる。同時に、日本人のように母語の存在や価値を疑問視することもない立場がいかに幸せであるかを改めて思い起こさせてくれる。
  • ラストで明かされる通り、今作の主人公ヴェノム・スネークは「ファントム(本当のBIGBOSSの影武者)」であり、BIGBOSSであると思い込んで操作してきたプレイヤーにとっては衝撃的。(勘の良いファンは、発売前の考察やプロローグでのイシュメールとエイハブのやり取りから察したかもしれない。)この今作の展開はファンの間でも賛否両論ありそうだが、これまでのシリーズでスネークという英雄を操ってきたプレイヤー(アバター)へのメタ的な感謝ともとれる。
  • 海外レビューでも言及があった通り、全編を通してスネークのセリフが少ない。物語の核心に触れるシーンはカズやオセロット、スカルフェイスのセリフで満たされており、たくさんの大塚ボイスを聴きたいファンとしてはちょっと肩透かし。これは、今作のスネークが上記の存在であることが理由なのかもしれないが。

以上、ざっくりと。
てっきり『GZ』も『TPP』に収録されているのかと思いきや、前日談として全くの別作品だった。今作を買うユーザーで『GZ』を未プレイな方はごくまれだと思うが、せっかくなので、ミッションとして再収録するか、バンドル作品としてリリースしてほしかった。

なお、↑と同じアングルのスクショが「What's New」にてフレンドの方々のアクティビティで大量に公開されているのを見て思わず笑ってしまった。
やはり考えることは一緒か(笑)


さて、噂されている真エンドに向けてやり込みを開始しよう。

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