難易度ノーマルで初周をクリア。クリアまでは10時間ほどかかったが、収集物やアイテムを入手しようと無駄に邸内を行ったり来たりしていたので、ストーリーだけ追えば1〜2時間は短縮できたかも。

バイオハザード7 レジデント イービル グロテスクVer. 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: Video Game
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「サバイバルホラー」であり『バイオ』である作品
クリアしてみて感じるのは、ドンパチするだけの「ホラーっぽいアクションゲーム」から現代的な「サバイバルホラー」へ進化(回帰)しているとともに、『バイオ』らしい要素(シリーズ作との関連性・謎解き・アイテム管理・戦闘のバランス)も上手く盛り込まれているという点。見た目が大きく変わったことで序盤のうちはナンバリング作として違和感を覚えるかもしれないが、ストーリーを進めるにつれて今作が紛れもない『バイオ』の続編であることを実感できるはず。
最近では優れたインディー作品も増えているホラージャンルの中において存在感を取り戻すためにも、往年の人気キャラクター大集合だった前作の流れを汲まず、敢えてモデルチェンジしたカプコンの姿勢は素晴らしいと思うし、純粋にゲームとして面白かった。
また、発売前はできるだけ情報を仕入れないようにしていたので知らなかったのだが、今作の脚本は『F.E.A.R.』のシナリオを手がけた方によるものだそう。正に、プレイしている最中に「なんか雰囲気が『F.E.A.R.』っぽいなあ」と感じていたので、思わず納得。全体を通して間延びせず、冗長なカットシーンの挿入もなく、没入度の高い物語だった。
周回要素やDLC展開も楽しみ
クリア後にwiki等を見たら、やはりお馴染みのボーナスアイテムが複数ある模様。1周目ではまだまだ探索しきれていない場所も多いので、再度じっくりプレイしていきたい。
それと、既に複数のDLC配信がアナウンスされており、そちらも楽しみ。今作は製作発表からリリースまで約半年という短いスパンであった上、DLCも短期間で集中的に配信されるので、プレイ熱が冷めない内に遊べるのは有り難い。RPGやアドベンチャーゲームと異なり、瞬間的な体験が大事なホラー作品においては良い判断だと思う。
”アノ人” が主役であろう「NOT A HERO」はどんな展開になるのかな。