『The Division 2』プライベートベータを遊んでみて

予約購入者を対象に行われた『The Dvision 2』のプライベートベータ。現時点では未予約だが、公式サイトでのベータ登録に運良く当選(?)し参加することができたので、その感想を。

プライベートベータのプレイ概要

プライベートベータのレベル上限は7まで。プレイ時間はおよそ6時間。

体験できるメインミッション2つをクリアすると、エンドゲームである侵略ミッションに挑戦することができ、サイドミッションでは今作のダークゾーンの一部も探索することができる。

※今作の侵略ミッションは前作の「ファルコンロスト」的なものではなく、敵が強化されたレジェンダリーミッション(メインミッションの変則版)的なものを指す模様。ギミックありの高難易度なミッションは、発売後に実装予定の8人レイドになる?

また、PvPモードであるコンフリクトにも常時参加することができ、前作DLCラストスタンド」のように装備が平準化された状態での対戦も体験可能。

メインミッション、サイドミッション、ダークゾーン、PvPと一通り触ることができ、冬のニューヨークから夏のマンハッタンへと舞台を変える今作の雰囲気を何となく掴めたかな、といった感じ。

プライベートベータで感じたこと

プライベートベータの段階では前作とほぼ同じプレイ感覚ではあるものの、以下のように改良された点も多く見られた。

前作からの良い変化

  • 同社の『ウォッチドッグス』『アサシンクリード』のように、オープンワールド内の拠点発見・機能拡張が強化されており、ディビジョンエージェントとして街により深く関わっていることを実感できる。
  • 上記により、マップ内の物資収集の意味と意欲が増していることに加え、箱やバッグを漁るアニメーションも簡易的になっているため、サクサクと物資を集められる。また、拠点(セーフハウス)以外にもマップ内ファストトラベルポイントが増えており、探索も楽になった。
  • 装備やパラメータ、服装などのメニュー表示が再編成されており、前作よりも分かりやすく・見やすくなった。前作中期のアップデートで追加されたロードアウトも、今作では最初から利用することができ、PvP用の平準化されたステータスもリアルタイムに切り替えて確認することもできる。
  • 今作からエージェントにも体力バー以外にアーマーが導入されたり、プライベートベータ時点では前作のファーストエイドやサポートステーションといった回復スキルが存在しなかったりと、これまでとは異なる戦い方をしなければならないのが新鮮。
  • ダークゾーンレベルに応じたパークの開放により、ローグに襲われた際の救済が用意されている。グループがソロを狩る状況は今作でも見られるだろうが、ダークゾーンへ侵入しても何も持って帰って来られないという悲惨な事態は減りそう。検問所前の対ローグタレットの設置も心強い。

改善を望みたいこと

  • メニューや字幕の文字は任意に大きくできるが、アイテム取得ログが異様に小さい。私の設定見落としやディスプレイ環境に依るのかもしれないが、他の文字とバランスが取れていない。それと、メニューを開く際にノイズが走るような演出があり、かなり煩わしい。設定で非表示にできるか、いっそのこと演出自体をなくしてほしい。
  • 前作同様に段差やオブジェクトに引っかかることがある。プライベートベータではオブジェクトに挟まって出られなくなる酷い事態にはならなかったものの、製品版では "ハマり” から脱出するために悪戦苦闘するエージェントを再び目にしそうな気がする。
  • やっぱり『Division』のPvPはあまり面白いとは言えない…。ダークゾーン内のローグバトルはともかく、独立したゲームモードを用意するほどのクオリティには程遠い。

いざ予約へ

前作に "相当な” 時間を費やした身として今作も購入予定ではあったものの、ベータで感触を確かめてから決断したかったので、今回プレイできたのは幸運だった。

正直なところ過度な期待はしていなかったのだが、思った以上に楽しめたベータであり、前作発売直後の擁護できないほどのお通夜状態から時間をかけてシリーズを立て直したUBIとMASSIVEの姿勢を改めて見直した。

今作でも発売後に色々とトラブルはあるだろうが、前作での過ち(やった者勝ちのバグやグリッチ、破綻したゲーム難易度、明らかなコンテンツ不足等々)を繰り返さないよう着実に運営してほしいもの。

www.4gamer.net

来月にはオープンベータも実施されるそうなので、もう一度そちらでも触れてみるつもり。

さて、予約しようかな。


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余談1「見送り」

製品版のローンチも迫る『Anthem』だが、今月上旬のオープンデモをプレイしてとりあえず見送ることに。TPSとして操作感もよく、期待は持てるのだが、自分の中でイマイチかみ合わず。

ジャンル的に『Destiny』キラーになるかと思いきや、実際にプレイするとどちらもかなり異なる感覚であり、たぶん『Destiny』プレイヤーの大陸移動はさほど多くないと予想。

余談2「独立」

先月のニュースになるが、BungieActivisionとの提携を解消し、『Destiny』IPを自社管理することになったとのこと。

fpsjp.net

Bungie自身や関係者からは概ね歓迎ムードが漂っているようだが、パブリッシャーであるActivisionとしては『Destiny 2』が見込んでいたほどの成長を遂げられなかったに不満を抱いたのかもしれない。

automaton-media.com

Bungie自らが『Destiny』のすべてをコントロールすることでどれだけ魅力あるコンテンツが生み出されるかは未知数なものの、ひとまずはコア向けにシフトし過ぎているPvE、バランスが崩壊しつつあるPvPの両バランス改善に期待したい。