【レビュー時のプレイ時間】45h
<総合評価> 4.2 / 5
独創性 | 映像性 | 音楽性 | 操作性 | 熱中度 | |
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4 | 5 | 4 | 4 | 4 | 各/5点中 |
良い点 +
【キャンペーン】
- 好きな武器やガジェットを携行することができるので、自分のプレイスタイルに合った方法でキャンペーンを進めることができる。
【マルチプレイ】
- 今世代機のスペックにおいて実現した64人対戦の迫力に圧倒される。広大なマップを戦車や装甲車が走り回り、上空にはドッグファイトを繰り広げる戦闘機の姿を見た時は「まさに戦場だ!」と感動したほど。フロストバイト3エンジンのパワーによるリアルな光源や倒壊する建物も緊張感あるゲームプレイを演出してくれる。
- 武器のカスタマイズの幅が広く、兵科や装備との組み合わせを試行錯誤するのは楽しい。また、銃のリコイルや集弾性はCoDよりもシビアに感じられ、中距離以遠ではより正確なエイムやタップ撃ちが必要となるため、敵を倒した時の達成感も一入。蘇生や回復の存在のおかげで、1キル・1デスの重みを実感できるのも良し。
- クイックマッチの他、自分で入りたいサーバーを選べるのは親切。
- 武器のアタッチメントや迷彩が手に入るバトルパックの要素は、長く同じ武器を使い続けるモチベーションにもなるし、何より開けるときの楽しみがあって面白い。けれども、これを有償ガチャでも買えるようにしてしまったEAのセンスはいただけない。
悪い点 -
【キャンペーン】
- エンディングがあっさりしすぎ。もう一幕あるのかと思いきや、おもむろにスタッフロールが流れ出した時には戸惑った。分岐エンディングのどれもが淡々としすぎていて、余韻すら残らないラストはとても残念。
【マルチプレイ】
- どのルールでもチーム間での戦力バランスに著しく差が出る場合が多いように思う。押し込まれるとリスポン即デスのシチュエーションが起こり易く、戦況を立て直すことも難しい。CoDのような低いヘルスや強力なキルストリークがあれば単騎でも打開できるかもしれないが、チームワークが重視される本シリーズにおいては野良とPTの戦力差はいかんともし難い。
- 相打ちや遮蔽物に隠れたと思っても撃たれて死亡するシーンが目立つ。CoDシリーズにも増して、こちらが先に撃ち始めたのにも関わらず相手が発射レートの高い武器を使っていると高確率で撃ち負ける(相打ちになる)のは納得いかない。これでは銃器のバリエーションの割に使用武器が偏向するのも頷ける。なんだかPS2時代のMGOを思い出した。
- マッチ中の切断はほとんど無かったものの、断続的にバトルログ等の戦績周辺の取得が途絶えるのが気になる。