【感想 #112】Dishonored 2(PS4)

Dishonored 2』簡易レビュー

今作ではプレイヤーキャラクターにコルヴォとエミリーが選択でき、各々が扱える超常能力に性能差はあるものの、ストーリーラインでの展開や分岐等に違いはない。(幕間の短いカットシーンやエンディングの内容は多少異なる。)

※ちなみに、同社『Fallout 4』と同じく女性キャラクターを選んでも字幕は男性キャラクターの口調のままであり、実際に話すセリフと合っていない点はモヤモヤするところ。

個人的には、今作の物語は前作同様に復讐劇でありながらも事務的と言えるほど淡々と進行している印象があり、「汚名を晴らし、幼い王女を奪還する」という血生臭く熱いテーマやダウドという個性的な悪役の存在があった前作の続編であることを考えると、全体を通して気分の昂まるシーンが少ないのは残念だった。

それでも、攻略の自由度と超常能力を絡めた軽快な操作を両立した一人称ステルスアクションとしては前作以上の仕上がりであり、プレイヤーの閃きとセンスを試すゲームデザインはやはり秀逸。

さらに、今作では特殊なツールを用いて過去と現在を瞬時に行き来できるユニークなプレイもあり、同じ場所の2つの時間軸を同時に見極めながらのステルスプレイは新鮮な体験だった。

前述したように物語での物足りなさはあるけれども、スチームパンクなステルスアクションとしては非常に完成度が高く、『Dishonored』ブランドの価値を再認識させてくれる良作だった。

Dishonored 2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4

Dishonored 2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4