【感想 #117】アサシンクリード オリジンズ(PS4)

アサシンクリード オリジンズ』のプレイ後感想。

良かった点・残念だった点


良かった点

  • 最愛の息子を失った夫婦の復讐心が、アサシン教団設立につながる崇高な理念へと昇華していく様を描く、タイトル通りのシリーズ原点となる魅力的な物語。
  • 神秘的な古代エジプトの風景が広大なオープンワールドで表現されており、あまりゲームの舞台としては見かけない時代の文化・生活様式を見て回れるのは新鮮な体験。
  • 従来作から戦闘システムがブラッシュアップされており、弱・強攻撃/パリィ/回避(スウェー)を使い分けながらの立ち回りは、毎回の戦闘を緊張感あるものにしてくれている。
  • より手軽で爽快感あるものになった海戦や野生動物の狩猟を通じての装備アップグレードなど、従来作で導入済みのアクティビティも健在で、ストーリー進行の中で良いアクセントになっている。
  • 鷹のセヌを使っての偵察・マーキング、動物騎乗時の目的地までのオートランなど、従来作には無かった便利な機能が盛り込まれており、オープンワールドの探索もこれまでよりストレスなく行える。


残念だった点

  • アサシン(ヒドゥン)ブレードを使った暗殺モーションやSEに旧世代から変化がなく、他の武器を使った戦闘と比べると進歩が感じられない。
  • 暗殺後にそのまま死体を担げなかったり、カバー状態からのスムーズな暗殺が出来なかったりと、アクションの洗練さに欠ける。
  • 装備品にハクスラ的なレアリティを盛り込んでいる割には、攻撃力等のパラメータや付加されるアビリティは装備によって固定なため、収集意欲が湧き立たない。

総評

マンネリ化したシリーズをリブートさせる目的でリリースされた作品なだけに、これまでの良いところをフォローしつつ、RPG要素とアクション要素を強化して、ゲームとしての面白さの底上げが図られている。

シリーズに盛り込めるアイデアはまだまだ豊富にあるだろうし、史実と創作を絡めたオリジナルストーリー+舞台となる時代を反映するオープンワールド+ダイナミックな暗殺アクションが高品質にブレンドされた作品は他にないので、本作をきっかけとしたシリーズの再活性化に期待。