『ZOMBI』のプレイ後感想。
リリース日 | 2015年8月19日 | ジャンル | サバイバルホラーアクション | 評価 | 2.5 / 5.0 |
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北米版でも日本語対応しているとのことから、以前に北米ストアからセール価格で購入していたものをプレイ。
本作はWiiUで発売された『ZombiU』の移植版であるが、WiiU版と異なり、日本語吹き替えはなし。ゾンビとの戦闘に夢中になっている際に無線通信が入ることも多いので、せっかくならば吹き替えも残してほしかった。
ゲームとして派手さはないものの、ゾンビに噛まれると自らもゾンビ化してゲームオーバーとなり、それまでに集めた装備や銃器の修練度も失ってしまうため、ローグライク的なサバイバルにはなかなかの緊張感がある。
ゲームオーバーと言えども、操作キャラクターが別の生存者に代わるだけで引き続きプレイでき、ゾンビ化して徘徊する前回キャラクターを倒せば一定の装備を取り返せる上、初期装備のクリケットバットとハンドガンでも1対1の状況に持ち込めれば、最後まで十分に対応できる。
不満点としては、WiiUからの移植の影響か、スナイパーライフルやクロスボウのスコープを覗くと稀にフリーズする点と、バックパック・保管庫ともに容量が少ないにも関わらず初期装備のクリケットバットとハンドガンを保管庫に預けられないため、携行武器が限定される点が挙げられる。
リマスターでもない前世代機から移植であり、現世代機の作品と比較するとクオリティ面では大きく劣るが、シンプルな “ゾンビもの” としてメカニックは悪くなく、セール時などに安価で遊べれば「思っていたよりも面白かった」と言えるだけのポテンシャルはある。