#208『ENDER LILIES Quietus of the Knights』

穢れを祓う白い百合。

メトロイドヴァニア作品としてすこぶる評価が高く、陰鬱で儚げな世界観も気になっていたため、昨夏のフリープレイで提供された本作をプレイ予定の順番待ちリストから選択。

アクションとしてはリリィ自身が直接戦うのではなく、救った魂たちが仲間となって攻撃役を担うところがユニークであり、その手段も豊富。重い一撃の近接で戦うこともできるし、魔法で遠距離から安全に攻めることもできれば、カウンターやパリィ主体でテクニカルにも立ち回れるなど、戦闘スタイルの幅も広い。ただし、スキルの種類が多い割にセットできる数が3つ×2セットしかなく、レストポイントでしか付け替えも出来ないため、どうしても使用率に偏りが出てしまうのは勿体ないところ。

異形の者たちが彷徨う荒んだ世界の中で、清純そうな幼い巫女であるリリィが”穢れ”ていく様はなかなかにヘビーではあるが、自らを犠牲にして歪んでしまった魂を浄化していくひたむきな姿が心を打つ。