#213『DEATH STRANDING 2 ON THE BEACH』

再び届ける。もう一度つながる。

2025年の予約購入2本目。小島監督ファンの一人として、発売を心待ちにしていた。

クリアまで遊んだ印象として、ゲームプレイは前作とほぼ変わらず。効率的な配送ルートの構築や効果的な場所への建設物の設置など前作で学んだ経験を生かせるが、新たに加わったツールやスキルのおかげでマンネリ感はなく、悪路に躓き、川に流され、山から滑落してもなお荷物を運びたくなる異色の配達アクションゲームとしての面白さは更に磨かれている。

小島監督作品らしい奇抜な背景を持つ新規キャラクターも多数登場し、ストーリーはより豊かに、そして感情的に描かれている。前作はDSの原理やビーチの概念など監督の作家性が強く表現されていて難解な部分もあったものの、本作ではそのあたりの事象について再度説明が入る上、旅路の相棒となるドールマンが事あるごとにフォローもしてくれるため、久しぶりに本シリーズをプレイしても置いていかれることはなかった。

演出やセリフ、デザインから『MGS』を想起させる点も多く、特にラストバトルのセルフパロディはいかにも “らしい” おふざけ(美学?)であり、やはり小島監督作品からでしか得られないミームに富んだエンタメは格別。