GAMELIFE365

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まいにちコントローラーを握りたいゲーマーのプレイログ

【レビュー】Call of Duty Ghosts

レビュー レビュー@PS3


【リージョン】北米版 【レビュー時のプレイ時間】80h(マルチ、Extinction含む)
<総合評価> 3.2 / 5

独創性 映像性 音楽性 操作性 熱中度
2 3 3 5 3 各/5点中

良い点;

キャンペーン
  • 犬がかわいい。以上。
マルチプレイ
  • 新しいモーションであるニースライディングは、スタイリッシュで実用性も高い。BOのドルフィンダイブも楽しいが、実際の場面での使い勝手で言えばコチラが上。
  • グラフィックが向上し、オブジェクト等のテクスチャも細かくなった。展開がスピーディーで、環境破壊や地形・天候変化の無いCoDでは恩恵を感じにくいものの、マンネリ化してきている映像表現に力を入れようとする姿勢は評価できる。
  • キルストリークの強さが控え目で、過去作のような心折れる一方的な展開は少ない気がする。パーティが圧倒的に有利なゲームにおいて、こうした調整は歓迎すべき点。
  • Extinctionは楽しい。BOシリーズのZombiesに比べると謎解きやギミックは少ないけれども、シンプルにサクッと遊びたいならばこれくらいの単純さで十分。

悪い点;

キャンペーン
  • ストーリー展開が安易。特に、「敵組織のボスに肉薄する→あと一歩のところで逃げられる→味方の犠牲のもとにリベンジ」といった展開も『CoD4』当時はド派手な映像表現も相まって迫力があったが、こう何作も続くと飽き飽きしてくる。著名な作家にプロットを依頼するのも結構だが、『CoD』らしさを敢えて崩してみる時期に差し掛かっているような気はする。
  • 事前のプロモーションで強調されていた水中レベル、宇宙空間レベルの戦闘も期待を上回るほどの衝撃は無く、いたって平凡な出来。ネイティブ1080pで描画されるPS4でプレイしたら印象が変わるのかもしれないが。
マルチプレイ
  • 足音が聞こえ過ぎるため、耳を澄まして「待つ」プレイスタイルが強い。時間切れや試合展開などお構いなしに一所に留まるプレイヤーも異常に多く、冗長なマッチ内容に嫌気が差す。
  • パーク、装備のカスタマイズが細分化しすぎ。これまではひとつのパークの効果だったものをカテゴリ内で分けたものが多く、それらを組み合わせようとすると結局は今までの構成とほぼ同じくなる。『BO2』のように武器のアタッチメント枠が制約を受けないようになったのは良い点と言えるが、パークの種類に関しては『BO2』程度の幅で十分だった。
  • プレステージのデメリットがほぼ皆無のため、達成感が薄くなった。また、プレステージ後に再びレベルを上げ続けるためにはキャラクターを変更せねばならず、その意図もイマイチ理解し辛い。
  • スコアボードを足を止めずに確認できるようになったのは良いが、回線表示を無くした点はいただけない。マッチング優先度も国内(やその近隣)に絞ることもできず、TAと比べると配慮のあったIWの姿勢とは思えない。
  • オンライン人口が少ない。コンソールの世代間移行が始まった年でもあるため仕方の無いこととは言え、発売間もない時期としては寂しいくらい。そもそも、ミドルゲーマー(レシオ1.2〜1.5程度)層がすっぽり抜け落ちているような感覚があり、熟練ゲーマー(レシオ2以上)と近作から参入した初心者層(レシオ1.0未満)との二極化が著しいように思われる。


総評;

上記の悪い点でも挙げたこともあり、肝であるマルチプレイも前作ほどモチベーションは持続しない。ライバルである『Battlefield』やかつてのパートナーだったクリエイター達が生み出す『Titanfall』への畏れからか、これまで築いてきた『CoD』の独自性が揺らいできているようにも感じられてしまう。シンプルな操作性でプレイヤーが多く、派手で爽快感もあるのがシリーズの持つ強みだったハズなので、もう一度そこのところをしっかりと突き詰めてもらいたい。

PS4・Xoneの好調好評もあり、次作は次世代機でのプレイが主流となるかもしれないので、個人的な好みとしてもデベロッパーである(と思われる)TAにはぜひとも頑張っていただきたい。

Call of Duty Ghosts (輸入版:北米)

Call of Duty Ghosts (輸入版:北米)