#160『TOEM』

今月のフリープレイで配信されている写真撮影アドベンチャー。開発はスウェーデンのインディースタジオとのことで、作風からどことなく北欧っぽさも。数時間のゲームボリュームなのでテキスト量は多くないが、ローカライズされた翻訳やフォントはリラックスしたゲームの雰囲気と馴染んでいる。

各所で与えられるユニークなクエスト(お題写真)をこなすため頻繁にマップを行き来することになっても、ストレス無いロードや整理されてレスポンスの良いインターフェースのおかげで気持ちよく遊べる。作品規模が小さいとはいえ、細かいところまで気を配っている丁寧な作りは好印象。

カメラ片手にふらっと近所を散歩するような気安さで遊べる、寛ぐ作品。