#175『Control Ultimate Edition』

Alan Wake Remasterd』に続き、Remedy社の本作をプレイ。同社の作品に惹かれるファンは多いというが、確かに尖った海外ドラマのようなカルト的な魅力は本作を通じても感じ取れる。

ゲームプレイの部分はかなりキビキビと動くTPSとなっており、繊細なエイムでHSを狙ったり、カバーリングを駆使して慎重に立ち回ったりするよりも、強めのアシストやヒットボックスの大きさを活かし、走り回りながら攻め続けた方が戦い易いバランス。弾薬が自動装填されるサービスウェポン(メイン銃)は、1本のHGでありながら謎の力でSMGにもSGにもGLにも変形するギミックを持ち、本作の不可思議な舞台設定を演出するアイテムのひとつともなっている。

ジェシーらのセリフやカットシーンを鑑賞しても「何が起きたのか」「なぜそうなったのか」といった核心的な解説は避けられており、『Alan Wake』同様“シーズン2”が気になる作品。