#154『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』

いよいよ発表されたリメイク続編『REBIRTH』のこともあり、アップグレード&DLC購入していた本作を起動。

DLCで追加となった「ユフィ編」は2章のみと短いものの、ユフィの挙動は本編の4人とは異なる操作感で新鮮なうえ、破天荒な“先輩”を支えるソノンとの掛け合い(とラストシーン)はリメイクシリーズにおけるユフィというキャラクターのプロローグとして、ボリューム以上に見応えのある物語が用意されていた。

本作では「移行段階」という言葉がタイトルに加わり、DLCは「幕間」と銘打たれている通り『REMAKE』と『REBIRTH』をつなぐものとなっており、本編エンディング後のクラウド達の様子のほか、ファンの知らない展開で再び“彼”が登場するなど、予想外に重要なシーンも収められている。個人的には、リメイクシリーズでは『FF7』の再構築を推し進めて、馴染みあるキャラクターに見たことのないストーリーを紡いでほしいので、次作がどのようにアレンジされるのか、来冬を楽しみに待ちたい。