#182『ペルソナ5 タクティカ』

怪盗団の次なる仕事は、革命。

P5無印を起点とした関連作にハマり、久しぶりにSRPGというジャンルをプレイしたくもあったので、本作を予約購入。

ターン制コマンドRPGの無印(P5R)との違いとして、本作はユニットの行動範囲に制限があるため遠隔からの射撃が重要となることに加え、被ダメージを軽減させる位置取り、特殊敵タイプの把握、いかにして1MOREからトライバングルを狙うかなど自ターン内で考えることが多く、SRPGへ落とし込まれたゲームシステムはP5らしさを保ちつつしっかりと面白い。

しかし、デフォルメ化された立ち絵による動きの少なさ、いまひとつ高揚感に欠けるストーリー、PS5版でも頻繁に挟まるロード画面、敵増援出現のワンパターンな演出といった気になる部分もあり、P5Sが無印本編のその後を描く魅力的な作品だったのに比べると、物足りなさも感じてしまう。

ともあれ、P5ファンとしてお馴染みの面々をまた見られたのは楽しい時間だった。